人事評価制度支援・コンサルティングの特徴
セレクションアンドバリエーションの人事評価制度支援は、単なる報酬決定の手段ではなく、「人材育成」と「組織成果の最大化」を両立するマネジメントの中核として設計されます。制度の目的は、従業員の自律的な行動を促し、マネジャーと部下の信頼関係を築くコミュニケーションインフラの構築にあります。
特徴は以下の通りです。
● 活躍してほしい人材像を起点に評価基準を設計し、行動と成果を両立
● シンプルで使いやすい制度設計により、複雑さを排除し現場への定着を支援
● 組織の創造性・主体性を引き出す評価項目を設計
● 年間を通じた上司と部下の対話設計で、納得性と成長機会を最大化
● 成果・業績と連動した制度構築により、評価と報酬の関連性を明確化
● 制度移行時は短期型(ハードランディング)と段階型(ソフトランディング)の両方に対応
さらに、株主・経営層・人事部門・管理職・一般社員といった各ステークホルダーの意向を反映しながら、最適な制度運用をサポートする体制を構築しています。
人事評価制度支援・コンサルティングの内容
同社の人事評価制度支援は、4ステップで構成されます。
● ステップ1:グランドデザイン
現状の制度分析、人的資本の把握、エンゲージメントサーベイ、ステークホルダーインタビューを実施し、課題を明確化。人事戦略として体系化します。
● ステップ2:詳細設計
以下の3要素を中心に、企業に最適な制度を設計します。
・等級制度:人材像に応じた定義や昇降基準
・評価制度:行動・能力・業績に関する具体的な基準
・報酬制度:月給・賞与・手当等の報酬設計
移行設計も同時に行い、制度の承認から説明会まで対応します。
● ステップ3:社内浸透
評価制度の導入後に社員説明会を実施し、評価者教育を通じて社内にしっかり浸透させます。
● ステップ4:運用支援
継続的な評価者研修、制度の定着支援、評価結果の分布確認やフィードバックの運用支援を行い、制度の持続的改善を実現します。
また、制度設計の種類は以下の3タイプに対応しています。
● ジョブ型人事制度設計
● 行動等級型人事制度設計
● 役割等級型人事制度設計
人事評価制度支援・コンサルティングの事例
●事例① グローバル市場を見据えた高水準ガバナンスと持続的成長に向けた役員報酬制度の設計
・企業規模:従業員800名(グローバル展開)、売上約200億円
・実施期間:3ヶ月
・提供サービス:役員報酬制度設計
■ プロジェクトの背景
海外売上比率が9割を超えるグローバル企業が、監査役設置会社から監査等委員会設置会社へ移行したタイミングで、ガバナンス体制の再構築とともに役員報酬制度の見直しが急務となった。経営戦略と整合性を持たせた報酬制度の構築が求められた。
■ プロジェクトの目的
・監査等委員でない取締役のリテンション(離職防止)
・企業価値向上に資する報酬設計
・ステークホルダー全体(取締役・監査等委員・従業員・顧客・株主)に納得される報酬制度の実現
■ 主な課題
・CGコード(コーポレートガバナンス・コード)を考慮した報酬制度設計
・外部人材採用も視野に入れた報酬レンジの整備
・事業計画と連動した評価指標の導入(短期インセンティブ対応)
■ 実際に構築した制度のポイント
・中長期的な企業価値と株主価値の向上を意識した業績連動型報酬の導入
・株価評価の平準化のため、直近3ヶ月の平均株価を基準とした評価設計
・業績連動指標として株価成長率を採用し、インセンティブと経営成果を連動
社名 | セレクションアンドバリエーション株式会社 |
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企業URL | https://sele-vari.co.jp/ |