株式会社タナベコンサルティング

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人事評価制度支援・コンサルティングの特徴

● 経営戦略・理念との整合性重視
クライアントのミッションやビジョンに沿った設計を行い、評価制度が企業理念を体現する仕組みとなるよう支援します。

● 教育・制度運用との連動
制度自体を設計するだけではなく、人材育成やHR研修とも一体化し、制度導入後の運用面まで手厚くサポートします 。

● カスタマイズと多業種対応
介護・製造・医療・物流・小売など多様な業界に対応する豊富な実績をもち、組織の発達段階や外部環境を踏まえて柔軟に制度を最適化します。

人事評価制度支援・コンサルティングの内容

● 現状分析から方針策定まで
キャリア構造、評価・賃金制度、タレントマネジメント等を多面的に調査・分析し、簡易分析レポートを作成したうえで経営層と方向性を共有します。

● 評価制度の詳細設計
理念や企業文化に基づいた評価尺度を再定義し、絶対評価・相対評価、職群別基準なども含めた実践的な仕組みを構築します。

● 導入・定着のフォローアップ
説明会の開催や評価者研修を実施し、制度の浸透・定着・制度形骸化防止のため、導入後も継続的な運用支援を提供します。

● 組織診断や人的資本分析も併用
エンゲージメント・サーベイを活用した現場意識の把握や、賃金級・評価バランスの見直しなど、総合的な制度運用体制をサポートします。

人事評価制度支援・コンサルティングの事例

● 事例1 顧客ニーズや現場課題と経営戦略を結ぶ「イシグロビジネススクール」:次世代幹部育成の取り組み

■ 背景・課題
・中期経営計画を経営陣だけで策定していたが、現場の声や顧客ニーズを反映した計画策定が必要と感じていた
・成長戦略策定と経営体質の強化を図るため、タナベ経営のコンサルティングを導入
・経営視点を持つ次世代幹部人材の育成が急務

■ 実施内容
・「イシグロビジネススクール」を設立(タナベ経営のジュニアボード制度を活用)
・各事業部や拠点から人材を選抜し、年6回の合宿形式で中期経営計画を策定
・参加者が全社視点で課題を考え、実践力・経営感覚を養う場として機能
・タナベ経営が講師・コーディネーターとして参画し、議論の質を向上

■ 成果
・メンバーの思考が「部門最適」から「全社最適」へと変化
・現場主導のアイデアが実際に事業化(例:配管用加工機器のレンタル事業)
・M&A先の社長にビジネススクール出身者を登用するなど、幹部人材育成にも成功
・自ら策定した計画を役員会と比較し、成長意欲と分析力を向上

■ 人材育成と今後の展望
・2019年、体系的教育制度「イシグログループアカデミー」を導入
・社員の職位や職種に応じたスキル・研修目標を明確化
・社員が講師のビデオコンテンツで、より実践的な学びを実現
・「商品・サービス・人材のブランド戦略」を推進し、売上1,000億円の達成を目指す

● 事例2 次世代幹部育成と人事制度改革で「世界で一番有名な塩メーカー」
■ 背景・課題
・2023年の創業50周年を契機に「世界で一番有名な塩メーカーになる」という10年ビジョンを策定
・経営の持続性確保・人材育成強化が急務
・オーナー企業ではないため、次世代の自立型リーダー育成が必須

■ 実施内容
・経営幹部候補7名による「守破離の会(経営塾)」を設立
・タナベ経営と連携し、中期経営計画や方針・施策の策定を実施
・若手中心の「周年プロジェクト(50周年PJ)」を始動
・社内史の編纂・周年イベント・販促企画などを通じてブランディングと社内の一体感を強化
・人事制度の刷新にも着手(成果・数字で報われる制度へ転換)

■ 成果
・幹部候補の経営視点・自発性・リーダーシップが向上
・中期計画の自主策定によって「受け身→主体性」の変化が生まれた
・若手による創業史の振り返りを通じて、企業文化の継承と共通認識を醸成
・本社と工場間のコミュニケーションが活性化し、「全員でやっていく」風土が強化された

■ 今後の展望
・ブランド力強化に向けて、人材・商品・プロモーションの三位一体強化
・「守破離」の精神を軸に、伝統と革新を融合させた持続可能な経営の確立を目指す

社名株式会社タナベコンサルティング
企業URLhttps://www.tanabeconsulting.co.jp/hr/
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