人事評価制度支援・コンサルティングの特徴
マイナビは自社の人材マネジメント体制の中で、「社員一人ひとりの可能性に向き合う」という理念を軸に、人事評価制度や育成施策の整備を進めています。2023年10月には、旧来の一律的な評価制度から脱却し、個人の成果や役割に応じて柔軟に対応する新しい評価制度を導入しました。
この新制度の特徴は以下の通りです。
● 個人ごとの目標設定とその達成度を評価する「業績評価」
● 等級に応じた役割の実行度を測る「基本役割評価」
● 評価結果の総合的な判断を行う「総合評価」
さらに、社員の多様なキャリア志向に対応するために、「総合コース」「プロコース」「特務コース」の3つのキャリアパスを設け、多様な働き方や成長機会を実現しています。
人事評価制度支援・コンサルティングの内容
マイナビでは、人材育成の取り組みをグループ全体の戦略と位置付けており、組織全体の課題解決と社員の成長支援を同時に進める体制を整えています。具体的な支援内容は以下の通りです。
● 新卒・中途社員に対する定期研修(入社時)
● 職種・役職に応じた階層別研修プログラム(年間43種類以上、100回以上開催)
● 自主学習支援サービスの提供(グロービス、Schoo、flierなど)
● 専門講師によるワークショップ形式の実践的学習機会
また、研修効果を見える化する取り組みとして、社員一人あたりの研修時間の把握と活用を強化する方針も掲げています。
評価制度と連動した育成体系によって、社員が成果を生み出すためのスキル・マインド・行動力の向上を図っています。
人事評価制度支援・コンサルティングの事例
マイナビ自身が推進している社内改革が、他企業への支援モデルにも応用可能な事例といえます。特に以下の取り組みは、人事評価制度支援の参考になります。
● 評価制度刷新による社員の成長促進
実行度に基づく「役割評価」と成果に基づく「業績評価」を明確に分けることで、評価の納得性を向上。社員一人ひとりが自身のキャリア目標に応じたコースを選択できる柔軟性を持たせました。
● 人材育成に特化した部署と事業部の連携支援
人材育成課を中心に、各事業部とも連携しながら実務に即した教育体制を整備。現場での教育力を高める支援体制を構築しています。
● 自己啓発を支援する仕組みの構築
従業員自らが成長をデザインできるよう、オンライン研修ツールの提供や、ポータブルスキル向上を目的としたプログラムも展開しています。
これらの取り組みは、単なる評価制度の構築にとどまらず、育成やキャリア形成の支援といった広範な人材戦略に基づくものです。
社名 | 株式会社マイナビ |
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企業URL | https://www.mynavi.jp/ |